育てにくい子にはわけがある

保育セミナーに足を運んだ際にふと目に留まって、この本を手に取りました。

『育てにくい子にはわけがある』

読んで本当に目から鱗でした。

そして、感覚過敏が判明した息子に関する新たな扉が開いたような気持ちになりました。

息子はこの本の事例でいうところの、
(7)「ことば」の問題や、ある種の「理解力や社会性」の崩れ
という項目がぴったりと当てはまっていました。

この本は、木村順さんという、作業療法士(OT)の方が書いたもので、保育士や医師ではないけれども、実際にいろんな場面でのつまづきがある子どものことを、非常に良く理解されているように思えます。

息子も、感覚過敏や周囲とのトラブルが多くあるといえ、具体的にどのようにすれば軽減されていくのか、いまいちはっきりと分かっていなかったのですが、本書を読んで、毎日取り組んだほうが良いワークや運動遊びをたくさん教えていただき、今はとても安心しています。

要は、感覚を統合させるために、その子の脳の状態に見合ったさまざまな刺激や感覚を取り入れてあげれば良いのです。

その子が「楽しんで」いるならば、それはOKで、息子の場合は、平衡感覚や識別系をつけていくために、ブランコ、トランポリン、キャッチボールや手探り遊び、ゆっくりとした体のマッサージなど、できそうなことはたくさんありました。

特に驚いたのは、息子が何度言っても右と左が判らなかったので、わたしは何度も頭を悩ませていたのですが、これは無理矢理教えても本当に意味がなかったということ。

脳の正中線がまだしっかりとしていなかったために、どれだけ教えても理解できなかったことでした。

何度も感情的に怒ってしまったことを、今ではとても反省しています。

なんでも、怒って教えるものではないですね。 それは単に親の身勝手さや未熟さというだけに過ぎません。

しかし、息子が遅ればせながら最近は右左が判るようになってきて、これを自然に覚えていったのは、もしかしたら空手を習い始めたおかげかな~、という気がしています。

空手は、この運動遊びのような、左右の脳を交互に使うような動きを基本稽古としてやっているからです。

そして、息子はこれをとても喜んでやっています。

きっと、今の息子にちょうど合った動きだったのでしょう。

息子は最近とても落ち着いていて、内面的にぐんと成長しました。

きっと生活の中で、いろいろと脳も発達を遂げているのだろうと思います。


この本に出会って、家庭でも、仕事の面でも、本当に救われたような気持ちです。

まだまだ、わたしの知らないことが保育の面でもいっぱいあるなぁ、と、日々勉強の大切さを感じています。







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