あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます

知る人ぞ知る、横浜の保育施設「りんごの木」の創設者である柴田愛子さんが執筆した著書、
「あなたが自分らしく生きれば、子どもは幸せに育ちます」
を読んだ。

正直、今まで読んだどの育児書よりも身近に感じられ、柴田さんの温かいエールが耳元まで届きそうな内容の本だった。

柴田愛子さんは、小さい頃、自分が皆と同じように動くことが苦手で、できないことや忘れ物も多く、自己評価の低い子どもだったと言う。

わたしも今でもみんなと同じことをするのは苦痛でしかないし、なるべく集団を避けるように生活してきたから、その気持ちがすごく良く分かる。

そんな柴田さんだが、今では子どもたちのために色んな活動をなさっているのだから、わたしにもすごく希望が持てた。

柴田さんの保育理念は、まさに、「子どもの心に寄り添う」ということ。

文中には、そんなエピソードがたくさん散りばめられていて、それだけでなく、親の気持ちにも寄り添ってくれるような語り口で進んでいくので、一つ一つのお話が心にすっと入っていくようだった。


この本を読む前と後では、決定的に違うことがある。

それは、子どもの気持ちを一番に尊重しなくてはならない、とどこかで縛っていたような気持ちが、ふっと融けたように感じたこと。

親だって人間なのだから、時には自分の気持ちを表現し、主張する権利がある、と思えたのだ。

今までは、とにかく子どもの言うことを汲んであげて、代弁してあげることが重要なんだと思い込んでいた。

そしてそれができない自分を、心のどこかで責め続けていた。

だけど、考えてみれば当たり前なんだけど、親にだって感情があり、喜怒哀楽がある。

それを知るのは、子どもにも絶対必要なことなんじゃないだろうか。

そこから、自分以外の人間も、自分と同じように生きているということを感じ取る。

そして、優しさや思いやり、どういう風にしていったら、周囲とうまく折り合いをつけられるかということなどを、頭と体で習得していく。

親はそのための一番身近なモデルだ。


日々、息子のことを聞いてあげることに対して、どこまで譲っていいのか、その線引きを少し迷っていた頃でもあったし、息子も、色んな感情が分かるほどにもう成長しているから、ちょうど今、この本を読んで良かった。

子どもが自分を主張するように、こちらも親なりの考えを主張して、今度からは息子に、自分の本当の気持ちを伝えていこうと思う。


柴田さんが言うように、子どもはみーんな当たりくじだ。

自分だけの、当たりくじ。

大当たりにするかどうかは、親にかかっている。

そう考えれば、子育てほど長く楽しくやりがいのあることは、他にはそうそう無いだろう。


さ、明日も頑張ろうかな。








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