HSC 子どもの敏感さに困ったら読む本

息子のことでずっと悩んでいたことがある。

なんだか他の子とどこか違う、と思う気持ちがずっと拭えきれなかった。


赤ちゃんの頃から些細なことで大泣きし出し、長時間泣き止まないこと。

偏食に困り果てて、お手上げになったこと。

初めてのことに異常に臆病になること。

服のタグやチクチクを気にし過ぎること。

特定の音が苦手で、耳を塞ぐか、逃げ出してしまうこと。

冷蔵庫を開けると、何メートルも離れているのに、匂いを嗅ぎ出すこと。

少しでも砂や水が靴の中に入ると大騒ぎなこと。

通い慣れた保育園でも、集団でお友達が近づいてくると、「わーっ!」とパニックになってしまうこと。

これらの謎が、この本に出会って、やっと解けた気がする。


『子どもの敏感さに困ったら読む本』
~児童精神科医が教えるHSCとの関わり方~




この本の定義では、息子は明らかに敏感体質=HSC(Highly Sensitive Child)といえる子どもだ。

これは、脳のシステム障害に基づく発達障害とは異なり、個性の一つということで、世界中で5人に1人くらいの確率で存在するらしい。

意外に多いが、まだまだ社会的に認知はされておらず、そのために、自閉症などと誤って診断されているケースもあるという。

自閉症との決定的な違いは、社会性があるかどうかということ。

平たく言えば、他人とコミュニケーションがきちんと取れるかどうかということ。


小さい頃から誰とでもおしゃべりが得意な息子は、その点に関しては明らかに違っている。


でも、ずっとずっと、どこか他の子と違って育てにくさのある息子に対して、いったいどうすれば良いのか?
と悩んできた。


しかしこの本を読んで、その特性に関して理解できた以上、私は悩むのを止めて、受け入れようと思った。

本人は悪気はない。直すこともできない。
自然に大人になるにつれて角が取れることはあっても、基本的にその特性がなくなるわけではないということを知ったからだ。


息子はHSCのチェック項目23項目のうち、16項目明らかに当てはまる。

まさに感覚過敏が原因だと言えると思う。

そして、あろうことか、かくいうわたしも、HSP(Highly Sensitive Person)に半分以上当てはまることに気づいてしまった。


息子のそんな特性が受け入れられなく感じるのも、きっと、自分の嫌いなところを目の当たりにしているように感じるからかもしれない。


この本には、そんなわたしと息子への特効薬とも言える対処法も載っている。


わたしも、小さい頃を思い返して、「あー、こんな風に育ててもらいたかったな~」
というような記載がたくさんあった。

本当にこの本に出会えて良かった。

これからは、とにかく、息子の気持ちを尊重することを大事にしたい。


わたしのやり方を押し付けないようにしたい。


本音を隠してしまうことが、大人になってからも心の傷になってしまうことのようなので、それだけは気をつけたい。


ともかく、息子のことを理解できたということだけで、本当に肩の荷が下りたような気がする。


このタイミングで空手を始めたのも本当に良かったかもしれない。

最近、息子に大きな変化が見られる。

保育園でお友達と一緒に遊びたいと言い出すようになった。

朝、登園時に自分からお友達や先生に挨拶するようになった。

凸凹の峰の部分がぐんと伸びて、へこんでいる部分を引っ張り上げてくれているのかもしれない。


たくさんの人の中で、これからも自信や思いやりを、たくさん付けていって欲しいと思う。


息子が成長していくのを見るのは、何よりもの喜びだから。



コメント

  • 2017/07/13 (Thu) 12:17

    最後の一文、息子が成長してくのが何よりの幸せだから。にうるっときたよー(T ^ T)
    こんな風に育ててもらいたかったな〜ってのが気になる!読んでみよかな^ ^

    マヤ #- | URL | 編集
  • 2017/07/14 (Fri) 09:32
    Re: タイトルなし

    ほんま、摩耶にも当てはまるかも!
    えいたんは当てはまらなさそうやけど…どうやろ?
    良かったら貸すよー(^^)

    mizi #- | URL | 編集

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