みんなの学校


「みんなの学校」という映画を観てきた。

これは、大阪の大空小学校という実際にある学校を追ったドキュメンタリー。

普通と違うのは、成績や体力などの順位を競わせるのではなく、一人一人の個性を認めながら、みんなで協力し合って作り上げる学校だということ。

問題が起きたら学校中の先生も含めみんなで考えて、全員で助け合いながら解決策を出す。

勉強が分からなければお互い教え合い、運動会で上手く走ることができなければ、誰かが手を取って最後まで一緒に走る。

そんな学校が取り決めたたった一つの約束は、「自分がされていやなことを人にしない、言わない」こと。


率直な感想・・・

こんな学校が近くにあったら通いたい!

今までわたしの中で学校というのは、ほぼ窮屈で息苦しいイメージしかなかったけど、もしこの学校に通っていたら、学校観のみならず人生観も変わっていたかもしれないなぁ、と思えた。

まず、自分を周りに合わせるために必死で取り繕わなくてもいい。

少しくらいドロップアウトしても良い。自分の感情を素直に出しても良いし、変なことを口走ったって構わない。

誰も嫌わないし、誰も変に思わない。みんながそのままの自分を受け入れてくれる。

先生がそう指導してくれて、全身全霊で毎日向き合ってくれるから。

生徒はただ、そのままの姿でそこにいればいい。

小学校って本来は、こうあるべきじゃないのかなぁ…とちょっと思った。

この小さくも多感な時期に培った自己肯定感と、自分を受け止めてくれる他者の存在や安心感は、その後の人生の大きな基盤になるような気がするからだ。

1人はみんなのために。みんなは1人のために。

それが失われつつあるような気がする今の学校教育。

自分さえ上に行ければいいというような競争社会、規則やルールの中で、思い起こせばわたしも、学校はなんだか辛かった。

ランドセルを背負いながら、「学校って、いったいなんのために行くのかな?」と心の底では思っていた。


子どもたちみんなが安心して笑顔で通えるようなこんな学校が、もっともっと増えるといいなぁ。


書籍も発行されていますね。



コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する